釣り好き必見!釣ったタカノハダイを無駄にしない!磯臭いこの魚で、刺身の美味しい食べ方!
せっかくの釣りたての魚を、鮮度抜群の状態で味わう方法をご紹介。
近年、問題になっている「磯焼け」の原因として、タカノハダイによる海藻の食害が指摘されています。
そのため、積極的にタカノハダイを食べることが、磯焼け防止にも繋がると考えます。
この記事では、タカノハダイを美味しく食べるために、どうすればいいのかを考察します。
タカノハダイは、磯釣り師にとっては、本命の魚ではないながらも、適切に処理すれば美味しく食べられる魚です。
釣り人にとっては、外道として嫌われがちですが、その美味しさを知れば新たな楽しみが広がることでしょう。
タカノハダイは、スズキ目タカノハダイ科に属する海水魚です。
名の由来は、体側を斜めに走る縞模様が鷹の羽に似ていることからきています。
体長 | 成魚は40cm前後に成長 |
---|---|
体形 | 頭部側へ背が向かう側扁形 |
体色 | 斜めに茶褐色の横縞が9本入る |
生息域 | 本州中部以南の沿岸、岩礁帯 |
食性 | 甲殻類、多毛類、藻類など雑食性 |
特徴 | 尾鰭に多数の白い斑紋 |
旬 | 秋から春 |
漢字 | 鷹羽鯛 |
地方名 | たかっぱ、タカ、ションベンタレ |
タカノハダイは、「ションベンタレ」という少し下品な俗称で呼ばれることもあります。
内臓に特有の強い臭みを持つため、地元の漁師や釣り人からこうしたあだ名をつけられています。
藻の腐りやすい夏場は特に磯臭くなり、まずいと言われる原因になります。
タカノハダイは、季節と下処理によっては非常に美味しく食べられる魚です。
ただし、磯独特の風味を持つ魚で、人によって好みが分かれます。
磯臭さは主に、内臓と血合いが原因です
タカノハダイは、独特の磯臭さがあるため、釣ってからの下処理を適切に施せば、クセが少なく上品な味わいの白身魚として楽しめます。
特に、血抜きと脳締め、内臓をすぐに取り除くと、身に臭みが移るのを防げます。
釣り場の状況によっては、エラと内臓は家で処理します
パパの手料理様
タカノハダイは、独特の磯臭さがあるため、刺身には不向きと思われがちです。
しかし、鮮度がよく適切な処理を施せば、そのイメージは覆ります。
冬に釣れるタカノハダイは、脂が乗っていて特に美味しく食べられます。
数日寝かせて熟成させると、旨味が深まります
洗いは、氷水で身を締めて臭みを抑える調理法で、美味しく食べるために非常に有効です。
タカノハダイの特徴である淡白な味わいを引き出し、爽やかな口当たりを楽しむことができます。
冷酒か冷やが合いますね~
湯引きは、磯の風味のある魚などを美味しく食べるための調理法です。
タカノハダイの皮はやや厚めなので、湯引きするとプルプルとした食感になります。
熱湯にさらすことで、表面の臭みを消し、皮ぎしの脂が溶け出して、より一層味わい深くなります。
クセになる食感と味わいです
タカノハダイは「ションベンタレ」と呼ばれるほど臭みが強く「まずい」と評されることが多い魚です。
しかし、釣った後の下処理を適切に施すことで、その味を驚くほど美味しく変えることができます。
その美味しさを知れば、新たな選択と楽しみが広がります
タカノハダイは、春~夏は藻類を捕食し、秋~冬は甲殻類食べるために臭みが少なくなります。
藻の腐りやすい夏場は特に磯臭くなり、まずいと言われる原因になります。
磯臭さの原因は、主に内臓と血合いです
タカノハダイは、釣ってから下処理を適切に施せば、上品な味わいの白身魚として楽しめます。
特に、血抜きと脳締め、内臓をすぐに取り除くことで、臭みが身に移るのを防げます。
釣り場の状況によっては、エラと内臓は家で処理します
タカノハダイは、独特の磯臭さがあるため、刺身には不向きと思われがちです。
しかし、鮮度よく適切な下処理を施せば、そのイメージは覆ります。
せっかくの釣りたての魚を、鮮度抜群の状態で味わうお刺身を、ぜひ味わってみて下さい。
近年、問題になっている「磯焼け」の原因として、タカノハダイによる海藻の食害が指摘されています。
そのため、積極的にタカノハダイを食べることが、磯焼け防止の一員に繋がればと思います。
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