船上で釣ったケンサキイカ、一匹ずつ締める必要性や保存方法で味がどう変わるかを徹底解説!
鮮度を保ちながら美味しく楽しむための簡単なコツと手順を、初心者からベテランまで役立つ情報としてお届けします。
納竿、帰宅後にクーラーボックスを開けて、墨だらけにならないような持ち帰り方や、イカの冷凍保存などを詳しく解説。
この記事では、大切な釣果を最大限に活かす知識を手に入れ、次回の釣行では自信を持って保存処理ができるようになります!
※船釣りのイカメタルや、オモリグでの釣果を前提にした記事内容になります。
せっかく釣り上げたイカ、いいの状態で持ち帰るためには、船上での適切な下処理が非常に重要です。
一尾一尾、締め具を使って締めるのが理想ですが、思わぬ大漁の場合、そうゆう訳にはいきません。
特に活性の高い時合いの場合、適切な方法で締めることで、無駄に時間を使うことなく釣果に大きな差が出ます。
イカは墨を吐きます。墨の汚れを減らすため、船上での「締め」が不可欠です。
一口に、「締め」といっても「活け締め」と「野締め」が考えられます。
船上でイカを「活け締め」にするか「野締め」にするかは、釣りの状況や目的に合わせて判断すると良いでしょう。
鮮度にこだわるなら「活け締め」、手軽さを重視するなら「野締め」が基本です。
どちらの方法を選ぶにしても、適切にクーラーボックスで冷やすことが、鮮度を保つ上で非常に重要です。
活け締め | 野締め | |
---|---|---|
手間 | かかる | かからない |
鮮度保持 | やや高い | 月並み |
適した状況 | 生食、少量、個人のこたわり | 大漁時 |
メリット | 高い鮮度、食感、個人本望 | お手軽、簡単 |
デメリット | 手間がかかる | 締まってない個体が墨を吐く |
私の場合、帰ってすぐ生食する個体のみ、活け締めにします
船宿:一俊丸様
イカを「締めない」ということは、生きたまま、クーラーボックスへ入れることになります。
そうすると、クーラーの中で息絶えることになるので、クーラーの中もイカの身にも、墨で汚れることになります。
帰宅してからの、掃除の手間がかかる上、調理時にも手間が増えることになるので、船上で適切に「締める」ことを意識しましょう。
船上で締めたイカを、美味しく頂くためには、適切に持ち帰ることが非常に重要です。
保冷はもちろんですが、氷を直接イカに触れさせないことがポイントです。
真水に触れさせないことも非常に大切です。
ケンサキイカの船釣りは、通常、夕刻に出船して深夜に沖上がり納竿が多いかと思われます。
港に戻り、整理や片付けして、自宅に帰るのは、おそらく明け方前後になることが多いです。
そのあと、釣り道具やクーラーなどの荷下ろしで、体はもうフラフラなのです。
先に眠て、イカの仕分けは起きてからにします
イカの仕分けですが、すべてのイカを冷凍するのでなく、4~5杯トレイに移してラップして冷蔵庫に入れます。
毎日、1杯ずつ刺身で食べるためです。冷蔵による熟成の進み具合で、味の変化を楽しむことができます。
残りのイカは、ご近所さんへお裾分けする分と、冷凍保存にする分です。
私の冷蔵熟成の好みは、3日目以降の刺身の味わいがタイプです
残りのイカは、チャック付き冷凍用保存袋で、日付を記入して、サイズにより1~4杯ずつ入れて冷凍します。
胴とゲソに分けて、内蔵や目、くちばしを除いてから、冷凍するという意見もありますが、私はしません。
理由は、手間で面倒なのと、味の劣化が顕著だからです。少しでも空気に触れさせないことが前提です。
私の場合、1年前の日付のものでも刺身で食べました
イカを洗ってから冷凍すること自体は可能ですが、洗い方と冷凍前の下処理を適切に行わないと、鮮度や味が損なわれる可能性があります。
水気を十分に拭き取らないと、冷凍時に氷の結晶が大きくなり、細胞を破壊して食感を損ねる原因となります。いわゆる「冷凍焼け」の原因にもなります。
真水はイカにとって、浸透圧の関係で吸収しやすくなります。そのため、水っぽい味わいになる可能性が高いので、あまりお薦めはできません。
「洗って冷凍」と「解凍後に洗う」だと、私なら後者ですね
イカを美味しく解凍するには、「冷蔵庫内での低温解凍」が最も効果的です。
冷蔵庫内でゆっくりと解凍することで、温度差による細胞の破壊を最小限に抑えられます。
冷凍イカを、前日の夜から冷蔵庫の方へ移し、翌日、半解凍のタイミングで捌くと、汚れも少なく綺麗に裁けます。
ドリップを抑えるには、冷蔵解凍ですね
釣り上げたケンサキイカをどのように扱うかで、食卓での満足度が大きく変わります。
そのまま冷凍保存することも可能ですが、下処理や締め方を工夫すれば、鮮度を保ち、美味しさを最大限引き出せます。
しかし、一尾一尾、締め具を使って締めるのが理想ですが、思わぬ大漁の場合、そうゆう訳にはいきません。
「締め」といっても「活け締め」と「野締め」が考えられます
船上でイカを「活け締め」にするか「野締め」にするかは、釣りの状況や目的に合わせて判断すると良いでしょう。
鮮度にこだわるなら「活け締め」、手軽さを重視するなら「野締め」が基本です。
どちらの方法を選ぶにしても、適切にクーラーボックスで冷やすことが、鮮度を保つ上で非常に重要です。
活け締め | 野締め | |
---|---|---|
手間 | かかる | かからない |
鮮度保持 | やや高い | 月並み |
適した状況 | 生食、少量、個人のこたわり | 大漁時 |
メリット | 高い鮮度、食感、個人本望 | お手軽、簡単 |
デメリット | 手間がかかる | 鮮度低下が早い、墨の汚れ |
船上で締めたイカを、美味しく頂くためには、適切に持ち帰ることが非常に重要です。
保冷はもちろんですが、氷を直接イカに触れさせないことがポイントです。
真水に触れさせないことも非常に大切です。
釣ったイカを冷凍する場合、チャック付き冷凍用保存袋で、日付を記入して、サイズにより1~4杯ずつ入れて冷凍します。
胴とゲソに分けて、内蔵や目、くちばしを除いてから、冷凍するという意見もありますが、私はしません。
理由は、手間で面倒なのと、味の劣化が顕著だからです。少しでも空気に触れさせないことが前提です。
イカを美味しく解凍するには、「冷蔵庫内での低温解凍」が最も効果的です。
冷蔵庫内でゆっくりと解凍することで、温度差による細胞の破壊を最小限に抑えられます。
ドリップを抑えるには、冷蔵解凍ですね
ケンサキイカの船釣りは、通常、夕刻に出船して深夜に沖上がりが多いかと思われます。
自宅に帰るのは、明け方前後になることが多いため、自己の負担が少ない工程に見直してきました。
手をかける所のみ掛けて、抜くところは抜きます。それでも、イカ本来の旨味を楽しむことができます。
釣った瞬間の感動を食卓でも再現するために、ぜひ参考にしてみてください!
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